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おだやかな日々
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<  2012年 01月   >
  • Landscape in the mist
    [ 2012-01-25 23:47 ]
  • まどろみ
    [ 2012-01-14 07:25 ]
  • 死と恋愛 映画『永遠の僕たち』 ※ちょっとネタバレ
    [ 2012-01-04 08:51 ]
  • ものがたり
    [ 2012-01-02 14:57 ]
  • [ 2012-01-01 07:38 ]
Landscape in the mist
テオ・アンゲロプロスが亡くなったそうです。
しかも、撮影中の交通事故で。
残念です。
もっと作品を見たい人だったのに。

20年以上も前なのに、
このシーンはずっと記憶に残っています。


















by matin_soiree | 2012-01-25 23:47 | 映画 | Trackback | Comments(0)
まどろみ
昨日は仕事で飛行機に乗ったのですが、
空港への途中に寄った本屋で、
ちょうど好きな作家の新刊を見つけ、
その1冊と小さな喜びを抱えてシートに座りました。
でも、実はここのところ極端に睡眠時間が足りていなくて、
どこであろうと、座るとすぐに眠ることができてしまいます。

そんな状態で、まずページを捲って、
しばらくは新しい物語の世界にひたっていたのですが、
そのうち、ゆっくりと眠気がやってきて、
とても静かな“どこか”に行きます。
そして、しばらくすると、ふっ、と意識が戻って、
またページに目を落とし、物語へ戻る。
でも、やっぱりいつのまにかまた思考は
何もない世界を漂い始める…。
そんなことを繰り返していると、段々
現実との境もわからなくなり、自分だけの
あらたな物語ができてきます。

乗っていたのは1時間半くらいでしょうか。
ずっと、物語の中を行ったり来たり何度も繰り返していました。
好きな作家の世界でうつらうつらする。
飛行機のエンジン音なんてほとんど耳に入りません。
タイミングがあわなかったのか、ドリンクサービスも覚えてない。
とても幸せな時間。
こういうのって好きです。
ふわふわした不思議な感じ。

まどろみ。

















by matin_soiree | 2012-01-14 07:25 | その他 | Trackback | Comments(2)
死と恋愛 映画『永遠の僕たち』 ※ちょっとネタバレ

以前からぼんやりと思っていたのですが、
死と恋愛はとても近いような気がします。
恋愛の純度が高まれば高まるほど、死との距離感が小さくなる。
時間的な距離ではなく、あくまでも存在としての距離。
でも、生半可な恋愛ではあてはまらないでしょう。
いや、現実にはありえないのかもしれない。
物語の中だけの感覚なのかも。

*****

ガス・ヴァン・サントの『永遠の僕たち』を見てきました。
まもなく死に臨む少女。
一度死んだことのある少年。
この二人の恋愛に寄り添う、既に死んだ少年。
3人に共通するのは「死」。
でも、ガス・ヴァン・サントが描こうとしたのは
死と恋愛ではなく、「死を通した生」だったようです。
確かに人は死によって生かされる。

主役のひとりは、昨年亡くなったデニス・ホッパーの息子。
目元がなんとなく似てました。
加瀬亮がとてもよかったです。













『永遠の僕たち(原題:Restless)』
 2011年アメリカ
 監督 ガス・ヴァン・サント
 脚本 ジェイソン・リュウ
 撮影監督 ハリス・サヴィデス
 美術監督 アン・ロス
 音楽 ダニー・エルフマン
 編集 エリオット・グレイアム
 衣裳デザイン ダニー・グリッカー
 出演 ヘンリー・ホッパー / ミア・ワシコウスカ / 加瀬亮





















by matin_soiree | 2012-01-04 08:51 | 映画 | Trackback | Comments(2)
ものがたり
必要にせまられてとはいえビジネス書ばかり読んでいると
のどが渇ききってしまって、自分の心がどこかに
行ってしまったような気がします。

そんな年末、本屋をブラブラしていたら
なんとなくきになるタイトルが目につきました。
『いちばんここに似合う人』
手にとってひっくり返して著者の紹介文を読むと
女性映画監督、とありました。
代表作は『君とボクの虹の世界』。
あ、見たな…。
キュートで不思議な物語でよく覚えていました。

『いちばんここに似合う人』は、
ほとんど女性が主人公の短編集。
どれも、孤独というものを、まるで慈しむように扱っています。
躁状態の世の中でひっそりと読むのにはちょうどいい。
久々にほどよく自分の中に閉じこもれました。
もしかしたら女性が読むと違う捉え方ができるのかもしれません。

*****

それにしても、ものがたりの力は素晴らしい。
今年は昨年の分も物語に触れる時間を
多くとりたいと思っています。














by matin_soiree | 2012-01-02 14:57 | | Trackback | Comments(0)
新しい年が来ましたね。

去年のことですが、12月のある日、89歳の叔母が突然倒れました。
硬膜下なんとか…という一種の脳内出血だったそうですが、
病院に行ったその場ですぐ手術という驚くべきスピードで
2週間の入院の末、また元気に戻って来ました。
入院中、見舞いに行った僕に
「来年はもう90だよ。あと2、3年は生きたいねぇ」
なんて笑いながら言っていた。
ちょうど抜糸の日で、すっかり白くなった髪の間に
痛々しい手術の痕がよく見えました。

小さくなったなあ…。
ベッドの端にちょこんと座って、
そんな話をする叔母を見ながら
僕は、一人の人間の存在というものを痛いほど感じました。

災害で多くの人生が奪われた2011年。
いてもらえるだけで、ありがたい。
すべての人は、誰かにとってそんな存在なのじゃないだろうか。

*****
今年も、かなりのんびりペースですが、
この場を続けていきたいと思っています。
皆さんに、おだやかな日々を。
















by matin_soiree | 2012-01-01 07:38 | 季節 | Trackback | Comments(8)